
1Fと2Fの板倉パネル

低い山積みの上に載ってあるのが30㎝×30㎝の大黒柱です。

プレカット工場の全景です。3月にプレカットマシンが板倉の加工ができる別注マシンで1億ちょっとしたらしく、動作を見ていると鉄を加工するマシニングセンターと同じ動作で、曲面やアールを使用する社寺建築にも対応できる機械だそうです。以前は半分機械半分手加工であったのですが、板倉の需要の高まりと、いかにコストを下げていくことが民家を普及するキーポイントで、伝統構法はお金持ちしか住めないのは、本来おかしいのでこれぞ鬼に金棒です。技術的にもハイレベルで今回はロフトの太鼓引きした梁は、サプライズ的に特別に手加工してもらいました。

こんな加工もできます。


今回の機械は12mまでの加工ができますし、込栓打ちの長ほぞが対応できます。30㎝角の大黒柱もこれで加工してもらいました。

刃物は、プログラムを設定してあるので自分で選んでチャッキングして動くので、見ていて素晴らしい機械です。


これが、ロフトのサプライズの手加工の太鼓梁です。建て方の上棟のちょっと手前で納まるのでご期待下さい。

板倉を手がけた中で一番でかい建物なんで、材料の量もかなり多いので、15t車2台で載らないかも・・・

この上のが大黒柱30㎝角あります。ここは小黒柱21㎝角も立ちますので夫婦揃ってという意味が込められていて、これが本来の家の考え方です。
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