2009年7月21日火曜日

建方開始!

蓬莱山は一日中雲の中で大変湿度が高かったですが、曇りの天気でまだ暑さはましでした。

大黒柱を規定の場所にクレーンで持っていった状態。


30cm角の太さは人間と比べるとこれだけあります。





大黒柱(右側)は30cm角で小黒柱(左側)は21cm角あります。本来は大黒柱を一家の主で小黒柱はそれを支えるお母ちゃんの意味があり、大黒柱は太すぎてその相手も少し細いサイズのものが強度的な事や見た目のバランスが良いので、桁方向の長い場合はこのようなセットが一番ベストとされる先人の知恵です。この二本が倒れないかぎり、倒壊しません。
今回は、今までで一番大きい「板倉の家」なので、思っていた以上に手間がかかるので、少し余裕をみていて丁度いい位でした、実際梅雨明けで、もっと暑かったらもっとペースダウンになっているはずなので、大きい「板倉に家」は結構大変です。
この現場から新しい板倉対応のプレカットマシンなので、長ホゾ(四寸)で少し組みにくいが強度は以前の1寸から比べたら差が出てくると思う。一階を組んで鉛直精度がかなり良くなったと思うし、パネル化された板倉壁も結構スムーズであった。
これなら、伝統構法をリーズナブルな価格帯にできる事が可能だし、「板倉の家」を普及さす生産者側の体制は整ったと思う。
あとは、どう滋賀で「びわこ板倉の家」として認知してもらえるかである。








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